工芸の街、富山県高岡市が開催する「高岡クラフトコンペティション」が今年も作品を募集している。伝統工芸の銅器や漆器、新産業のアルミ産業をはじめ、400年以上の歴史を持つ、ものづくりのまち高岡が1986年から開催している全国公募コンペで、今年で28回目を迎える。土地の風土や文化と結びつきながら、持続可能な生産体制から生み出される生活用品として、その価値が見直されている手仕事のクラフト、工芸の分野において、その領域の核心を突く「これからの新しいクラフト」を募集。グランプリ2点は、それぞれ異なる基準で選考される。「ファクトリークラフト グランプリ」は、実用性・市場性が高く、素材感を活かしながら、商品としての競争力もある生活用品を選考。「コンテンポラリークラフト グランプリ」は、創造性・提案性の高い、クラフトや工芸の領域を拡張するような、チャレンジングな表現が求められる。その他 優秀賞 2点、審査員奨励賞5点が選出される。審査員は、小泉 誠(家具デザイナー)、三谷龍二(木工作家)、立川裕大(伝統技術ディレクター)、川上典李子(デザインジャーナリスト)、高橋俊宏(Discover Japan編集長)、野田雄一(富山ガラス工房館長)。
高岡クラフトコンペティション2014
応募期間:受付中〜2014年7月7日(月)
応募要件:金工、漆芸、木工、ガラス、テキスタイルなど、素材、用途は不問。実生活上の用途を持ったもの。適正な価格で販売可能であり、追加製作可能なもの。未発表のものに限る。
出品料:一般/1作品 10,000円 学生/1作品 5,000円
申し込み・問い合わせ:http://www.ccis-toyama.or.jp/takaoka/craft/2014/entry.html
高岡クラフトコンペティション
http://www.ccis-toyama.or.jp/takaoka/craft/