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心斎橋交差点に新たなランドマーク


長年、心斎橋エリアの賑わいをけん引してきた「心斎橋プラザビル(本館・東館・新館)」と「心斎橋フジビル」を建替え、新たなランドマークとして商業・ホテル・オフィスからなるエリア最大級の複合施設「心斎橋プロジェクト(仮称)」が着工した。竣工は、2026年2月の予定。
本プロジェクトは、ヒューリック、心斎橋開発特定目的会社(L Catterton Real Estate およびパルコが共同出資)、竹中工務店、JR西日本不動産開発の4社が推進する。
計画地は、大阪のメインストリートである御堂筋および長堀通に面した「心斎橋交差点」に位置する視認性の高い立地となり、地下2階で御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅に直結。季節や天候を問わず快適に利用できる利便性の高い施設を目指す。
外観デザインは、心斎橋の華やかな文化やイメージをこの場所に結晶化させ、時代を超えて場所の力を映し出す「Quartz」がコンセプト。高層部は、上昇感を生みランドマーク性を強調するデザイン、中層部・低層部はボリュームを分節させて街並みになじむデザインとなり、心斎橋エリアの新たなシンボルにふさわしい発信力と調和を兼ね備えた外観となる。
地下2階~地上6階の商業店舗は、御堂筋・長堀通に面する低層階に連続したメゾネット店舗(2~3層)を設け、ラグジュアリーブランドの誘致を計画。個性を活かしたファサードを形成することで、関西有数のショッピングストリートに新たな魅力を加える。
16~28階にはヒューリックグループが運営する「ザ・ゲートホテル」が開業。220室を超える客室を有し、地上約120mの最上階には、大阪の景色を一望できるルーフトップバーを設置し、上質で快適な空間を提供するという。

 

 

「心斎橋プロジェクト(仮)」
所在地:大阪市中央区南船場3-8-4他
敷地面積:約3289㎡(約995坪)
延床面積:約4万6241㎡(約1万3988坪)
建物高さ:約132m
規模:地下2階地上28階
用途:店舗、宿泊施設、事務所
竣工:2026年2月(予定)
事業主:ヒューリック株式会社、株式会社竹中工務店、JR西日本不動産開発株式会社、L Catterton Real Estate、株式会社パルコ
基本設計:日建設計・竹中工務店 基本設計共同企業体
実施設計:株式会社竹中工務店
技術コンサルティング:株式会社日建設計
施工:株式会社竹中工務店

 

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