イタリアで行われるミラノ万博において、7月10日から19日まで、日本人建築家41名による建築模型展「ARCHI DEPOT TOKYO（アーキ デポ トウキョウ）」が開催される。本展は、東京デザインセンター、建築文化保存機構、寺田倉庫が共同で主催し、1930年築の歴史あるデザインミュージアム「ミラノ・トリエンナーレ館」で行われる。
世界的な傾向として、CGや3次元プリンタが普及し、建築模型が制作されなくなってきている昨今、今活躍する日本の建築家による模型を一堂に展示し、建築模型が持つ魅力、プレゼンテーション用としてだけでなく、スタディ模型が持つ思考プロセスの変遷、文化的な価値を伝える。更に日本の建築家たちが、身体感覚に基づく設計ツールとして模型を用いることで、ITツールとは異なった、より人間的な空間追求を行っていることを提示する。

ARCHI DEPOT TOKYO
会期：7月10日(金)〜19日(日)
時間：10:30〜11:00
会場：Triennale di Milano ミラノ・トリエンナーレ館（Viale Alemagna,6 20121.Milano）
入場無料
問い合わせ：http://www.archi-depot.jp/

出展建築家／阿部仁史、磯崎新、井手孝太郎、伊藤節＋伊藤志信、乾久美子、内海智行、畝森泰行、遠藤政樹、岡田哲史、北川原温、北山恒、隈研吾、工藤和美＋堀場弘、小嶋一浩＋赤松佳珠子、小杉栄次郎＋内海彩、佐藤光彦、椎名英三、鈴木了二、田井幹夫、髙橋一平、武井誠＋鍋島千恵、千葉学、手塚貴晴＋手塚由比、内藤廣、仲俊治、中佐昭夫、中村竜治、納谷学＋納谷新、西田司、中川エリカ、原田真宏＋原田麻魚、坂茂、平田晃久、藤原徹平、古市徹雄、前田紀貞、三浦丈典、山本理顕、横河健、六角鬼丈、渡辺誠、渡辺真理＋木下庸子

ARCHI DEPOT TOKYO
http://www.archi-depot.jp/